小林一智(KOBAYASHI Kazutomo)

技能職34年目/52才/東京都出身

電気工事士を続けるには人との関わりや趣味をもつのも重要

中学卒業後に職業訓練校を経て電気工事の業界へ

 中学卒業してから職業訓練校に通い、17歳から電気工事士になりました。キャリアとしては35年ですね。

 以前は電気工事士として違う所で勤めており、2010年に福田電気工事が法人化するのと同時期に入社しました。入社したきっかけは、もともと前職で福田社長と知り合いだったからです。

 入社してからは、2〜3年で職長として現場を指導する立場になりました。当時は立場が変わったことで後輩や応援に来てくれる職人との関わり方に悩みましたね。指示をする仕事は自分の手を動かさないため、働いている実感がなく戸惑いがあったのも原因かもしれません。

 ただ、現場をスムーズに進行するには、指示を出したり指導したりすることが重要なので、経験を積むうちに慣れてきました。

フォローしあえるような仕組み作りをしていきたい

 入社当初は後輩との関わり方が分からないのもあり、「見て覚えなさい」という指導方法でした。現在は時代とともに変化し、怒鳴ったりせずひとつひとつ順序立てて細かく指導するように心がけています。

 職長として現場の管理をするときは、自分の計画通りに現場の工事が進まない場合もあるのでスケジュールは大ざっぱにしか立てないです。それが私にとって円滑に現場を進めるコツかもしれません。

 昔は仕事人間だったのですが、それだけではダメだと考えて、今は仕事だけじゃなく趣味にも目を向けるようにしています。日曜日が休みなので釣りに出かけることもありますよ。

 将来的には、福田電気工事で働く人にも趣味を楽しむ時間をもてるように働いてもらえたら、と考えています。そのためにも、誰か休んでもフォローしあえるように、1人に負担が集中しないような仕組みを作りたいです。

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