中山哲平(NAKAYAMA Teppei)
技能職17年目/42才/東京都出身
大きな現場にメインで携われるのが福田電気工事の強み
他業種を経て福田電気工事が法人化する前に入社
前職は水道工事をしていました。当時、転職を考えた時に同じく手に職を付けられる電気工事士を思いついたのが、この業界に入ったきっかけです。電気工事士として働いている友人に転職の相談をしたところ福田社長を紹介してもらい、見習いとして働き始めた経緯があります。
当時はまだ福田社長が個人事業主として働いており、入社して3年くらいで法人化しました。法人化してからは実際に施工するよりも他の職人を管理したり指導したりする方向に代わり、業務も変化しています。
ただし、初めは全くの素人として入ったので大変でした。そこから必死で経験を積み、3年くらいで仕事を覚えて、福田電気工事が法人化した2010年から職長として現場をまとめる仕事をしています。
スムーズに仕事が進められるような段取りが大事
現場では実際に施工するよりも段取りを考えて、予算内でより工程を減らしてスムーズに作業できるかを重視しています。
準備の段階で材料を変えたほうが予算や現場にいい方向になる場合は、あらかじめ提案していますね。あとは足場が必要だったら手配しておいたり、必要な材料を準備しておいたりもします。料理でいうと何時間もかかる下準備をすでに完了しているような状態です。誰でも見たら分かるように準備して、できるだけスムーズに仕事を終えられるように尽力しています。
しかし、現場では電気工事以外の作業が終わっておらず、予定通りに進まないことも多いです。その場合は他業種の人とも相談して、電気工事の分野で前倒しできることは積極的に行っています。
結果的に初めに想定していた通りにピッタリ仕事が終わったときは、とても気持ちいいです。このように福田電気工事は職長色が強いので、工事しているだけではできない経験を積めるのが強みなのではないでしょうか。
今の目標は、電気工事の業界にある「若い子がなかなか入らない、入っても辞めてしまう」という問題を改善することです。若い子たちにもどんどん経験を積んでもらって、一人前になるサポートをしたいと思っています。