上田 翔太(UEDA Shota)
技能職12年→技術職1年目/37歳/京都府出身
技術職となり技能職をまとめる新しいステップへ
他業種から結婚を機に電気工事士の世界へ
以前は京都で服飾関係の仕事をしていました。その後、退職して22歳の頃に東京へ引っ越し、仕事を転々としていました。
今の仕事に移ったのは25歳の時です。結婚を考えたときに、電気工事士をしている義父に福田電気工事を紹介してもらったのがきっかけです。
電気系は初めてだったので、当時は現場に入って仕事をしながら資格の勉強を行い、入社した翌年には電気工事第2種、さらにその翌年は第1種を取得しました。
現場の技能職からステップアップして技術職へ
2023年4月から現場で仕事する技能職から事務所に所属して設計する技術職に変わりました。
現場の経験があるからこそ、職人が働きやすくなる方法を現場視点で考えられる、といういい面があります。その反面、経験があるからこそやらなくてよい所まで手を出してしまうこともあり、今はバランスをとるのが難しいです。
職長だった頃とは仕事内容が全く違い、業務の幅が広がりました。以前はワンフロアしか管理しなくてよかったのですが、今は建物全体をみる必要がある所などが変わりましたね。技術職として仕事をするなら、視野を広げなければいけないと感じます。
そのためには、事務所にいるだけでなく実際に建物を見て、現場を知ることも重要です。作業の流れや材料は何を使っているかなど、知識や作業の方法を学ぶ必要があります。
技術職にはさまざまな知識と、上の立場として人を動かすためのコミュニケーション能力が必要なのではないでしょうか。
直近の目標は技術職として、3年ほどで一人前になることです。そして、将来的には福田社長が目指すものに自分が一役担えれば、と思ってます。同業の会社に「福田電気工事ならできるだろう」と一目置かれる会社にしたいですね。